イタリアの家庭のキッチンにはペットボトルの蓋が入っているビンが置かれている。その驚くべき理由とは?
SPONSORD LINK
ほとんどのイタリアの家庭のキッチンには、多量の様々な色、サイズのペットボトルの蓋がビンに入れられ置かれている。
ある日私はイタリアのスーパーマーケットの入り口付近で、人々が自分たちのプラスチ
ックの蓋を大きな段ボール箱に入れているのに目をとめた。
その横には7歳の少女の写真が置かれていた。
私はそれにとても興味を惹かれ、職員に質問した。
この少女はドイツでしか行われていない心臓の手術が必要で、90,000ユーロの手術費が必要だとわかった。
彼女の両親はテレビで援助を求めたところ、ある企業がその手術費のためにペットボトルの蓋、200トンを提供した。
この箱はスーパーマーケット、スポーツジム、役所などに設置されている。
必要な量は数か月で集まり、そしてその運動は習慣化された。
今では障害者支援財団法人、難病研究財団、その他の慈善団体がこの運動を支援しており、人々は蓋を今でも集め続けている。
私の家のキッチンには深皿があり、そこには山盛りのプラスチックの蓋が入っている。これっぽっちの量では何もできない、何の価値もない。
しかし変わりつつある。